「AML/CFTスタンダードコース」試験について

AML/CFTスタンダードコース試験とは?

国際的なテロの脅威が増す中、犯罪やテロ行為につながる資金を断つことが国際社会の喫緊の課題であり、マネーロンダリングおよびテロ資金供与対策の重要性がこれまで以上に高まっています。

これらの対策を、法令上の規定を遵守することにとどまらず、広く経営上の問題に発展しうるリスク管理上の課題として捉え、対応を進めることが金融機関等およびその役職員に求められます。

そうした現状に対応が望まれる必携の理解度を測ることを目的に行われる検定試験。

まずは試験内容を確認!

AML/CFTスタンダードコース 試験概要

受験日・受験予約

通年実施。受験者自身が予約した日時・テストセンターで受験。

受験予約は受験希望日の3日前まで可能。

テストセンターにより予約可能状況は異なります。

他の試験の方も同席するので、ターミナル駅周辺のセンターの予約はとりづらい印象。

試験の対象者

銀行等預金取扱金融機関の本部担当者および営業店の管理者、窓口担当者等

※受験資格は特にありません。

試験範囲

1.金融犯罪

2.FATF

3.国内法規制

4.リスクベース・アプローチ

5.管理態勢

6.顧客管理

7.疑わしい取引

試験時間

 100分 ※試験開始前に操作方法等の案内があります

出題形式

四答択一式50問

合格基準

100点満点で70点以上

受験手数料

(税込) 5,500円

法令基準日

問題文に特に指示のない限り、7月1日現在で施行されているの法令等に基づき出題

合格発表

試験終了後、その場で合否が記載されたスコアレポートが手交されます。

合格者は、試験日の翌日以降、「AML/CFTスタンダード(アンチマネロン・スタンダード)®」の認定証をマイページからPDF形式で出力できます。

認定名称(名刺等への記載例)

一般社団法人金融財政事情研究会認定 AML/CFTスタンダード(アンチマネロン・スタンダード)®

金融財政事情研究会認定 AML/CFTスタンダード(アンチマネロン・スタンダード)®

一般社団法人金融財政事情研究会認定 AML/CFTスタンダード®

金融財政事情研究会認定 AML/CFTスタンダード®

AML/CFTスタンダード(アンチマネロン・スタンダード)®

AML/CFTスタンダード®

持込み品

携帯電話、筆記用具、計算機、参考書、六法等を含め、自席(パソコンブース)への私物の持込みは認められていません。

テストセンターに設置されている鍵付きのロッカー等に保管し、メモ用紙・筆記用具はテストセンターで貸し出されます。

計算問題はありません。

受験申込の変更・キャンセル

マイページで受験日の3日前まで可能。

受験可能期間

受験申込の3日後から当初受験申込日の一年後まで。

再受験規定(リテイクポリシー)

同じ種目について、受験日の翌日から起算して5日間は、2度目の受験はできません。

たとえば、8月3日に受験した場合、5日経過後の8月9日以降に2回目の受験が可能(再受験手数料の支払が必要)

ただし、当日欠席した場合、再受験規定は適用されず、5日を経過しなくても再受験可能ですが、 この場合も受験手数料の支払が必要です。

※詳細については、下記の一般社団法人 金融財政事情研究会のホームページを確認してください。