ROLEX(ロレックス)をはじめとする高級時計の盗難や持ち逃げのニュースを、近年よく目にするようになりました。実は私も愛用しており、家族も資産として保有しているので、こうしたニュースを見るたびにドキドキしてしまいます。銀行の現場を約30年見てきた現役銀行員として、そして一人の時計好きとして言えるのは、高級時計が狙われるのは、単に値が張るからではない、ということ。小さくて、資産価値があり、いつでも需要があって、世界中で換金できる。この特徴こそが、資産としての大きな魅力であると同時に、金融犯罪の世界で時計が特別扱いされる理由でもあります。買うとき・持っている今・売るときに知っておきたいことを、ROLEXを愛する銀行員の目線でまとめました。
そもそも:高級時計は「身に着けられる資産」
人気モデルのROLEXは、定価を上回る価格で取引されることも珍しくなく、「資産」として語られる存在になりました。ここで金融の目線を一つ。資産としての時計の特徴は、ポケットにも入るほどのサイズで数百万円の価値が国境を越えられることです。現金より軽く、宝石と違って型番で価値がすぐ分かり、世界中に買取市場がある。持ち主にとっての魅力は、つまり「簡単にお金の姿を変えたい人」にとっての魅力でもあるのです。
| 高級時計の特徴 | 犯罪者から見た「使い道」 |
|---|---|
| 小さくて軽い | 運びやすい・隠しやすい 国境も越えやすい |
| 高価で値崩れしにくい | 現金の「変身先」になる (お金の出どころを分かりにくくする) |
| 型番で価値が分かる | 世界中どこでも換金しやすい |
| 中古市場が大きい | 盗品・持ち逃げ品も紛れ込みやすい |
「ROLEXマラソン」――正規店では買えない?
ROLEXの人気モデルは、いまや正規店に行けば買える、というものではありません。購入には来店予約が必要で、しかも人気モデルは在庫がないことがほとんど。欲しい一本を求めて正規店に何度も通うことを、一時期「ROLEXマラソン」と呼んで話題になったのを覚えている方も多いでしょう。なぜ、こんなことになるのか。人気モデルは、正規店の定価では手に入らないほど需要が高いからです。その希少性ゆえに、中古(二次流通)市場では定価を上回るプレミア価格がつく。「定価で買えないほど欲しい人がいる」という事実そのものが、ROLEXの資産価値を支えているのです。
なぜ、ここまで価格が上がったのでしょうか。銀行で長く外国為替を見てきた立場から補足すると、大きく三つの力が働いています。一つは、メーカーが供給をしぼり、人気モデルを簡単には増やさないこと。二つめは、世界的に需要が高く、資産として買う人が増えたこと。そして三つめが、円安です。円が安くなると、海外のバイヤーにとって日本のROLEXは割安に映り、買い付けが増える。その波が国内の中古相場まで押し上げる。為替が時計の値段を動かすというのは、外為の現場にいた人間には、妙に腑に落ちる話です。
そして、この高い需要と価格こそが、のちに触れる偽造品や盗難を呼び込む理由にもなります。
維持費がほとんどかからない「使える資産」
ROLEXが「使える資産」と呼ばれる理由の一つが、保有しているだけではほとんどお金がかからないことです。自動車のように毎年の税金や車検があるわけではなく、持っているだけの維持費はかかりません。株や不動産と違って、腕に着けて日常的に「使いながら」持てる資産であり、着けていればステータスにもなる。価値を保ちながら暮らしの中で楽しめるのは、他の資産にはない時計ならではの魅力です。
ただし、機械式時計である以上、オーバーホール(分解して洗浄・注油・調整し、防水パッキンなどを交換する整備)は必要です。周期は諸説あり、専門店では4〜6年ごとを勧めるところもありますが、私の体感では7〜10年に一度で不都合を感じたことはありません。実際、私は2015年に買った一本を昨年オーバーホールに出しましたが、費用は10万円は余裕でかかりました。目安はこのくらいです。
| 時計の世代 | オーバーホール費用の目安 |
|---|---|
| 現行の一般的なモデル | 10万円前後 |
| ひと世代前の少し古いモデル | 17万円〜 |
| ヴィンテージ世代 | 27万円〜 |
古い時計ほど部品の確保や手間がかかるため、整備代も上がっていきます。決して安くはないぶん、きちんと整備した記録(オーバーホール歴)が残っている個体は、売るときの査定でむしろプラスに働きます。
余談:窓口から見た「時計と人」
私自身が時計好きなので、正直、人が着けている時計もつい気になってしまいます。長年の体感ですが、ある程度の職位の方や、身なりのきちんとした方は、やっぱり「なるほど」という一本を着けていらっしゃる。窓口でさりげなく時計をお褒めすると、嬉しそうに時計談義が始まることもありました。逆に、Tシャツにビーチサンダルという一見ラフな装いの方でも、ご職業をうかがうと、しっかりした専門職ということも珍しくありません。人は見かけによらない――これも、窓口で学んだ大切なことの一つです。
最近はスマートウォッチの方もだいぶ増えました。それでも、精度もメンテナンス体制も完璧なROLEXを資産としてお迎えすることに、私は賛成派です。日付合わせのひと手間はかかっても、電気を使わないメカニカルな機械式時計には、ITにはない魅力がある。腕の上で時を刻み続ける小さな機械を、資産としても道具としても愛せるのは、時計ならではの幸せだと思います。
資産として見るなら:値上がりする時計の条件
ただし、ROLEXなら何でも価値がある、というわけではありません。同じROLEXでも、値上がりしやすいモデルと、そうでないモデルがあります。資産性を左右する条件を整理します。
| 見るポイント | 資産性が高いのは |
|---|---|
| モデル | スポーツモデル (デイトナ/GMTマスターⅡ/サブマリーナー) |
| 素材 | ステンレス (金無垢は需要が細く、売値と買取値の差が大きい) |
| 買い手の層 | 二次流通市場は男性が中心 (売買する人が多いほど値が付きやすい) |
| 世代 | ディスコン=廃番モデルは為替に左右されにくい |
表の中で少し補足したいのが、金無垢(きんむく=ケースやブレスがすべて金の高級ライン)です。見た目も豪華で高価ですが、資産・投資という目線では意外に難しい。需要が細いぶん、お店の販売価格と買取価格の差(利ざや)が大きくなりがちで、買った瞬間の目減りが大きいのです。「資産として狙う」なら、むしろ地味なステンレスのスポーツモデルのほうが堅い、というのは業界ではよく知られた話です。
もう一つ、表の「ディスコン」(生産が終了した廃番モデル)についても補足を。現行モデルは、定価が年に1〜2回のペースで引き上げられる一方、生産は続き、市場に出回る本数は増えていきます。対してディスコンは、この世にある本数がもう増えません。しかも年々、状態のいい個体は確実に減っていく。「もう手に入らない」という付加価値が働くため、為替や相場のブレに強く、じっくり長く持つ資産としては頼もしい存在なのです。
正直にお伝えすると、二次流通市場の主役はメンズモデルです。女性ものは売り買いする人口が少なく、資産としての値動きも穏やか。だから「投資・資産目線ならメンズ限定」というのが、この世界のリアルです。もちろん、女性が自分のために身に着けて楽しむのは、資産性とはまったく別の豊かさ。わが家でも、資産として持つ時計と、純粋に好きで着けるもの、職場で使うものは、分けて考えています。
現行モデルの相場は、為替や人気で上下します。短期では下がることもある。それでも、人気のスポーツモデルを長く持てば、これまでの傾向として値上がりが期待できる場面が多くありました。中には10年で価格が倍近くになったモデルもあります。ただし、「確実に上がる」と言い切れる資産は世の中にありません。値動きのあるものだと理解したうえで、まずは「好きだから持つ」を土台にするのが、結局いちばん後悔しない付き合い方。長年使ってきたのに、買った金額以上で売れることさえあるのですから、こんなにありがたい資産も、そうそうありません。
偽物という落とし穴:人気モデルほど狙われる
デイトナ、GMTマスターⅡ、サブマリーナー。資産性が高い人気モデルは、裏を返せば偽造品も多く出回るモデルです。しかも近年のコピー品は、プロが一見しても見分けられないほど精巧になっているといいます。時計本体だけでなく、保証書まで偽造される。もはや「付属品が揃っているから本物」とは言い切れない時代です。
だからこそ、購入は信頼できるところから。フリマサイトやオークションサイトは、掘り出し物に見えて偽物のリスクが高く、特に注意が必要です。正規店や、長く商売をしている信頼できる専門店から買うのが、いちばんの防衛策になります。
ROLEXの姉妹ブランド、TUDOR(チューダー)でも巧妙な例がありました。箱も保証書も、さらにはNFCタグ(スマホをかざすと情報が読み取れるIC)まで偽造されたケースです。本来、正規品のNFCタグにスマホをかざすと、その時計の画像・シリアルナンバー・モデルナンバー・保証の有効期限といった個体情報が表示されます。ところが偽物は、メーカーの公式サイトへ飛ばすだけ。肝心の個体情報は出てこないのです。ぱっと見は本物っぽいのに、よく見ると「その時計そのものの証明」にはなっていない。デジタルの「本物証明」すら、こうして巧妙にすり抜けられる時代なのです。
銀行員の目で見ると、これは「モノの来歴を、いかに証明するか」という問題です。ダイヤモンドの原石にはキンバリー・プロセスの証明書、金にはシリアルと記録、時計には保証書とシリアルナンバー。高価なモノほど、「本物であること」の証明が価値を支えている。そして、その証明を偽る者がいるからこそ、確かな来歴のあるモノを、確かなルートで手に入れることが大切になります。
現場で本当にあった話:プロでも見抜けなかった偽デイトナ
ここで、夫婦ぐるみで親しくしている友人から聞いた、買取の現場の実話をひとつ。そのご主人は、大手の買取店に長く勤めています。個人が特定できないよう、細部はぼかしてご紹介します。
お店には、海外にお住まいの常連のお客さまがいました。お仕事で1〜2か月に一度来日し、そのたびに、所有するROLEXを売りに来る。ときにはご友人の時計を預かって持ち込み、そのご友人が来店することも。皆さん50〜60代の富裕層です。実は国によっては、日本ほどROLEXの中古市場が成熟しておらず、買うのは比較的安いけれど、売ると安くなってしまう。そこで「海外で買い、数年使って、日本で売る」という資産整理をされていたそうです。
ある日持ち込まれたのが、デイトナの初期モデル(ステンレス・型番16520)。保証書も箱も揃った、初期の超レアな一本です。お店は買取価格およそ700万円、店頭では1,000万円超で売る想定で買い取りました。
ところが――。その後、商品として店頭に出す前に、日本ロレックスへ整備の見積もりに出したところ、「当社純正品ではないためご返却します」と戻ってきたのです。保証書は本物。箱も本物。時計も本物。買取のプロが見ても分からなかった。いったい、どこが「純正品ではない」のか。
担当者にうかがうと、こうでした。「ムーブメント(内部の機械)は正規品です」と。ムーブメントに刻まれた番号はROLEXの企業秘密で、プロが裏蓋を開けても判別できない仕組みになっており、メーカーだけが照合できる情報だそうです。時計本体も本物、中身のムーブメントも正規品。それでも「純正品ではない」とされた。残る可能性は、たった一つでした。シリアルナンバーです。
推測されたからくりはこうです。保証書のない時計に、別の本物の保証書を合わせるため、本体シリアルを削って、保証書記載のシリアルに打ち替えていた。つまり、すべて本物でも、「その保証書は、その時計のものではない」ことがある。だから、保証書も箱もそろっているのに「純正品ではない」ということが起こるのです。保証書の有無で、価格帯にもよりますが市場相場の10〜20%は価値が変わるといいます。今回のような1,000万円クラスなら、それだけで100万〜200万円。偽造の動機も大きいわけです。
この話には、少し救いのある結末があります。お店がそのお客さまに連絡すると、次の来日時にきっちり日本円で返金してくれ、そのお客さまご自身も、購入した海外のお店から返金を受けられたそうです。お客さまもまた、偽物と知らずに買わされた被害者だったのです。その後も来店は続き、良好な関係のまま。ここが、この話のいちばん大事なところだと思います。
買取店は、犯罪収益移転防止法の特定事業者として、本人確認や記録の義務を負っています。そして忘れてはいけないのが、確認は「お客さまを疑う」ためではないということ。海外から来る、高額な時計を何度も売る、人の物を預かって持ち込む。こうした事情は一見「気になる」ように見えても、確かめてみれば、このお客さまのように誠実な方であることのほうがずっと多い。確かめる仕組みがあったからこそ、お店もお客さまも守られ、返金と信頼関係の継続につながったのです。私たち買う側への教訓も、やはり一つ。付属品が揃っていても油断はできない、信頼できるルートで買うことが最大の守りになる、ということです。
現実に起きたこと:強盗、持ち逃げ、そして換金
海外では「時計狙い」の強盗が社会問題に
ロンドンやパリなどの都市では、腕に着けた高級時計を狙う路上強盗が社会問題として報じられています。日本でも、時計店を狙った強盗事件や、高級時計の盗難のニュースも度々耳にします。狙われるのは、換金までの流れが速いから。盗まれた時計は中古市場や海外へ流れ、姿を消していきます。
「トケマッチ事件」:預けた時計が戻らない
2024年1月には、高級時計のシェアリングサービス「トケマッチ」の運営会社が突然解散し、預けられていた多数の時計が返却されない事件が起きました。2026年8月時点の報道によると、被害を訴えた方はおよそ650人、戻らない時計は約1,700本・28億円以上ともいわれ、その多くがROLEXなどの高級時計でした。「時計を預けて運用益を得る」といううまい話の裏で、預かった時計が無断で売却されていたとされ、2025年12月には海外へ逃れていた元代表が拘束され、帰国後に逮捕されています。モノを預けるサービスは、預け先が信用できるかがすべて。時計もお金と同じだと思い知らされる事件でした。
時計を「売る側」になったとき:本人確認の意味と高く売るコツ
時計を買取店に持ち込むと、必ず運転免許証などの提示を求められます。あれは店の自主ルールではなく、法律の義務です。時計の売買を支えているのは古物営業法で、古物商に取引相手の確認や帳簿の記録を義務づけ、盗品が中古市場で換金されるのを防ごうとしています。これとは別に、金やプラチナ、宝石を扱う買取業者は犯罪収益移転防止法の「宝石・貴金属等取扱事業者」にあたり、200万円を超える取引では本人特定事項の確認を、そして疑わしい取引の届出も義務づけられています。同じ買取カウンターでも、時計は古物営業法、金やプラチナは犯収法。銀行の取引時確認と同じ考え方が、モノの世界にも広がっているのです。特定事業者の範囲は第3章 国内法規制等の一問一答、疑わしい取引の届出は第7章 疑わしい取引の一問一答で学べます。
買取店が本人確認をするのは、盗まれた時計や不正に入手された時計を、うっかり買い取ってしまわないためです。確認をしっかりする店ほど、盗品を市場に入れない。その結果、中古市場全体がきれいに保たれ、まっとうな持ち主が正当な価格で売れる環境が守られます。免許証を出すあのひと手間は、面倒に見えて、実はあなた自身の時計の資産価値を守っている仕組みでもあるのです。
こうした記録は、実際の捜査でも使われています。友人のお店にも、警察が定期的に来て、台帳(帳簿)を確認し、盗品が紛れていないかを調べていくそうです。古物営業法が古物商に義務づけている取引の記録が、盗品を追う手がかりになる。地味な確認と記録づけが、社会の安全網の一部として、ちゃんと働いているのです。お金の世界の金融犯罪の全体像は第1章 金融犯罪の一問一答でどうぞ。
少しでも高く売りたいなら、付属品をできるだけ揃えるのが鉄則です。保証書(ギャランティーカード)はもちろん、箱、購入時の冊子、ブレスレットの余りコマ。これらが揃っているかどうかで、査定額は大きく変わります。先ほどの実話のとおり、保証書の有無だけで市場相場の10〜20%変わることもあるのです。さらに、純正でない社外パーツに交換された個体は減額の対象になりやすいので、修理やカスタムのときも純正を保つのが、資産としては正解。整備に出した記録(オーバーホール歴)も、そのまま査定のプラス材料になります。
売るときこそ、目利きの専門店選びが大切です(査定は複数の店で比べるのが基本)。参考の一例が、大正9年(1920年)創業・大阪の質屋の米田屋。古物商許可を掲げ、アンティーク時計や貴金属を扱い、「オリジナルでなければ全額返金」を明記する老舗です。
米田屋の買取・査定ページを見る(大阪・創業100年の質屋)
時計を守る5つの習慣:持ち主ができること
- 保証書(ギャランティーカード)と箱を時計と別の場所に保管する(盗難時に「持ち主の証明」になり、売却時は価値も上がる)
- 型番・シリアルナンバーを写真つきで記録しておく(被害届や保険請求で必須)
- 旅行先・人混みでは着けていく時計を選ぶ(海外では「見せない」が基本)
- 火災保険・動産保険の補償対象に時計が入っているか確認する
- 買うときは正規店・信頼できる専門店から。預ける・貸すサービスは運営会社の実態を確かめてから(うまい話ほど疑う)
日々の保管にも、ちょっとしたコツがあります。機械式時計は磁気に弱いので、スマートフォンやパソコン、磁石を使ったバッグの留め具などのそばに置きっぱなしにしないこと。直射日光や高温多湿も大敵で、文字盤の日焼けやパッキンの劣化を招きます。理想は、風通しのよい室内で、湿気と磁気から離して保管すること。金庫にしまうときは、乾燥剤を一緒に入れておくと安心です。
時計は、しまい方が資産価値を左右します。金庫を選ぶときに見るのは、値段よりも耐火時間(30分か1時間か)と、床や壁に固定できるかの2点です。時計も保証書も火に弱いので、耐火性能がはっきり書かれていない製品は避けたほうが無難です。
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おわりに:時計好きこそ、お金の流れに詳しくなろう
高級時計は、正しく持てば人生を豊かにしてくれる資産です。同時に、その価値ゆえに盗難・持ち逃げ・換金・偽造というさまざまなリスクに囲まれたモノでもあります。値上がりの条件、本物の見極め、そして本人確認の意味。時計が好きな人ほど、モノとお金の流れの仕組みを知っておいて損はありません。AML/CFT(マネー・ローンダリング対策)の学習は、実は持ち物を守る知恵でもあるのです。試験全体の攻略はAML/CFTスタンダードコース攻略ガイドにまとめています。試験勉強に疲れたらコラムで気分転換、一息ついたら、これからも学習、頑張ってください!!
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