テストが終了して退室後、受付にパスワードを返却すると、A4用紙に出力された「スコアレポート」を手渡しされます。
そこには、総合スコア、総合評価、配点、出題テーマ一覧等が表示されています。
- 第1章 金融犯罪 12点(6問)
- 第2章 FATF 10点(5問)
- 第3章 国内法規制等 10点(5問)
- 第4章 リスクベース・アプローチ 20点(10問) ←最重要!
- 第5章 管理態勢 12点(6問)
- 第6章 顧客管理 18点(9問)
- 第7章 疑わしい取引 18点(9問)
試験時間は100分。全50問・4択形式。100点満点で70点以上が合格です。
つまり1問2点なので、50問中35問正解すれば合格ラインです。
2024年12月に受験した私のスコアレポートがこちらです。


私の得点(2024年12月受験・総合80点・合格)
- 第1章 金融犯罪 12点 / 12点 ✅ 満点
- 第2章 FATF 6点 / 10点 ⚠️ 2問落とした
- 第3章 国内法規制等 6点 / 10点 ⚠️ 2問落とした
- 第4章 リスクベース・アプローチ 18点 / 20点 ✅ 1問落としのみ
- 第5章 管理態勢 6点 / 12点 ❌ 3問落とした
- 第6章 顧客管理 16点 / 18点 ✅ 1問落としのみ
- 第7章 疑わしい取引 16点 / 18点 ✅ 1問落としのみ
80点で合格できましたが、落とした問題にははっきりとした傾向がありました。同じところで躓く方は多いはずなので、参考にしてください。
❶ 第2章・第3章:国際動向と法規制の「細部」で落とす
- FATFの最新動向(第4次審査)は押さえていても、過去の審査の「何が不十分と指摘されたか」という歴史的経緯で迷いが生じた
- 犯収法だけでなく国際条約・外為法の細かい規制要件が混在すると混乱しやすい
- 対策:「わかった気」が一番危険。一問一答で細部まで確認を
❷ 第5章:主語が「経営陣・組織」になると難しくなる
- 取締役・経営陣の具体的な役割(3つの防衛線における位置づけ)の見極めが難しい
- 持株会社を含むグループ全体での一元管理・監査態勢は実務でイメージしにくい
- 記録の保存期間・保存方法(確認記録と取引記録の違い)で勘違いしやすい
- 対策:「現場担当者」ではなく「経営・組織」視点に切り替える練習が必要
❸ 第6章・第7章:特殊ケースの「厳格なルール」を甘く見ない
- 外国PEPs(重要な公的地位にある者)は定義範囲・確認項目・経営陣の承認が必要という厳格なルールでひっかかりやすい
- 疑わしい取引の「参考事例」は業態や取引パターンが多様で、1つのパターンを見落とすと落とす
- 対策:6・7章は日常業務に近いぶん「感覚」で解きがち。条文・ガイドラインの言葉で覚え直す
闇雲に全部勉強するのは非効率!配点を見れば、どこを重点的に押さえればいいかが見えてきます。
銀行員目線の優先順位
- 🥇 第4章 リスクベース・アプローチ(20点):絶対に落とせない最重要章。ここで満点近く取れると一気に楽になります。
- 🥈 第6章 顧客管理(18点)+第7章 疑わしい取引(18点):合わせて36点。日常業務でなじみがある方も多いはず。
- 🥉 第1章 金融犯罪(12点)+第5章 管理態勢(12点):暗記すれば取りやすい。ただし第5章は細かい内容が多いので油断禁物!
- 📌 第2章 FATF(10点)+第3章 国内法規制(10点):数字や法律名の暗記が必要。「わかった気」になりやすいので一問一答で確認を。
私の同僚、何人も落ちました…
大きな声では言えませんが、部長や次長レベルの方々でさえも、2度落ちた方もおられました。
「業務でやってるし余裕でしょ」と思っている方ほど危険です。実務と試験は別物。知っているようで言語化できていないことが、4択の選択肢の前で露呈します。
しっかり対策をして、一発合格を狙ってください!
- テストセンターにて受付・本人確認(身分証必要)
- 荷物をロッカーに預け、パスワードを受け取って入室
- PCで受験(100分・50問・4択)
- 終了後、退室してパスワードを返却
- 受付でスコアレポート(A4用紙)を受け取る ←ここで合否がわかる!
合否はその場でわかります。ドキドキしますが、しっかり準備していれば大丈夫です!
テストセンターで受験し合格判定をいただけると、翌日以降、マイページからPDFにて自身で出力できます。

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