※本サイトの一問一答はすべてオリジナルです。試験範囲をもとに独自に作成しています。
配点をおさらい。
- 1.金融犯罪・・・12点
- 2.FATF・・・10点
- 3.国内法規制・・・10点
- 4.リスクベース・アプローチ・・・20点
- 5.管理態勢・・・12点
- 6.顧客管理・・・18点
- 7.疑わしい取引・・・18点
マネロンは、いま現実にどう起きているのでしょう。 検挙事例の傾向と、新しい犯行主体「トクリュウ」。 最新の犯罪情勢を、データで押さえましょう。
- マネロン事犯の検挙事例では、前提犯罪は詐欺が最多(1,050件)、悪用された取引は内国為替取引が最多(1,128件)。前払式支払手段・暗号資産・資金移動サービスなど決済手段の多様化で悪用が広がる。
- 主な犯行主体は、暴力団・匿名流動型犯罪グループ・来日外国人犯罪グループなど。一つに限られない。
- 匿名・流動型犯罪グループ(通称トクリュウ)は2024年から危険度調査書の分析対象に。特徴は中核的人物の匿名化と犯罪実行者の流動化(闇バイトで実行役を募集)、多様な資金獲得活動。
- 主な資金源は詐欺。架空・他人名義口座やコインロッカーを使った手口がみられ、巧妙にマネー・ローンダリングを行う。
| 区分(2022〜2024年の検挙事例) | 多い順(検挙事件数) |
|---|---|
| 前提犯罪 | ①詐欺(1,050件) → ②窃盗(962件) → ③電子計算機使用詐欺(553件) ※薬物事犯は67件と少ない |
| 悪用された取引 | ①内国為替取引(1,128件) → ②現金取引(270件) → ③クレジットカード(179件) |
匿名・流動型犯罪グループ(トクリュウ)とは
- 通称「トクリュウ」(匿名・流動型の略)。2024年から犯罪収益移転危険度調査書の分析対象に加わった
- 中核的人物の匿名化:指示役はSNSや匿名性の高いアプリでつながり、正体を隠す
- 犯罪実行者の流動化:実行役は「闇バイト」などで募集され、次々に入れ替わる(使い捨て)
- 多様な資金獲得活動:詐欺が最も多く、窃盗・薬物事犯・強盗なども
- 手口:架空・他人名義の口座を使った送金、コインロッカーを使った犯罪収益の受け渡し など
- 対策が難しい理由:中核が匿名で実行役が流動的なため、組織の全容解明や検挙が難しい
〇か✖をタップ!
正解の場合 ➔ 青で表示されます
不正解の場合 ➔ 赤で表示されます
問題 1 / 16
検挙されたマネー・ローンダリング事犯や疑わしい取引の届出情報を分析すると、前払式支払手段・暗号資産・資金移動サービスの悪用が増加するなど、悪用される取引の広がりがみられる。
決済手段の多様化を受けて、悪用される取引も前払式支払手段・暗号資産・資金移動サービスなどへ広がっている。
問題 2 / 16
近年は決済手段が多様化しているが、暗号資産・前払式支払手段・資金移動サービスなどは現金取引よりもリスクが小さく、悪用の懸念はない。
逆である。これらの新しい決済手段の悪用はむしろ増加しており、悪用される取引が広がっている。
問題 3 / 16
「令和7年 犯罪収益移転危険度調査書」によると、2022年から2024年までの検挙事例で、検挙の前提となった犯罪として最も多かったのは詐欺である。
前提犯罪は詐欺(1,050件)が最多、次いで窃盗(962件)、電子計算機使用詐欺(553件)と続く。薬物事犯は67件と少ない。
問題 4 / 16
グローバル化の進展と技術の革新により、2022年から2024年までの検挙事例では、外国為替取引が最も多く悪用された。
最も多く悪用されたのは内国為替取引(国内の送金・1,128件)。海外送金(外国為替)よりも国内送金のほうが多く悪用されている点に注意。次いで現金取引(270件)、クレジットカード(179件)。
問題 5 / 16
「令和7年 犯罪収益移転危険度調査書」によると、架空・他人名義の口座は、マネー・ローンダリングの主要な犯罪インフラとなっている。
架空・他人名義口座は、他人になりすまして犯罪収益を移転できるため、主要な犯罪インフラとなっている。
問題 6 / 16
「令和7年 犯罪収益移転危険度調査書」によると、マネー・ローンダリングの主な犯行主体は、暴力団と来日外国人犯罪グループの2つである。
主な犯行主体には、暴力団・来日外国人犯罪グループのほか、近年分析対象に加わった匿名・流動型犯罪グループも含まれる。「2つ」に限られない。
問題 7 / 16
2024年の日本国内における詐欺の被害額は、前年(2023年)の約2倍に増加した。
2024年の詐欺被害額は約3,074億円で、2023年(約1,630億円)の約2倍に急増している。
問題 8 / 16
マネー・ローンダリング事犯の検挙は年々増加しているが、ITシステムの高度化により、対策の必要性は低下している。
検挙が増えるなか手口も巧妙化・多様化しており、ITが高度化しても対策の必要性はむしろ高まっている。
問題 9 / 16
犯罪収益移転危険度調査書は、これまで特殊詐欺の犯行グループを主体として分析してきたが、2024年より範囲を拡大し「匿名・流動型犯罪グループ」についても分析を行っている。
2024年から、特殊詐欺に限らず広く資金獲得を行う主体として匿名・流動型犯罪グループ(トクリュウ)が分析対象に加わった。
問題 10 / 16
匿名・流動型犯罪グループの特徴は、「中核的人物の流動化」と「犯罪実行者の匿名化」である。
正しくは中核的人物の匿名化と犯罪実行者の流動化。問題文は匿名化と流動化が入れ替わっている。
問題 11 / 16
匿名・流動型犯罪グループは、「限定的な資金獲得活動」を特徴とする。
特徴は多様な資金獲得活動と犯罪収益の還流。限定的ではない。
問題 12 / 16
匿名・流動型犯罪グループの主な資金源の1つとして「詐欺」が挙げられる。
2024年中の資金獲得犯罪では詐欺が最も多く、次いで窃盗・薬物事犯・強盗などが続く。
問題 13 / 16
匿名・流動型犯罪グループの手口としては、架空・他人名義の口座を使った送金や、コインロッカーを使った犯罪収益の受け渡しなどが挙げられる。
架空・他人名義口座やコインロッカーなどを使って、犯罪収益の移転・受け渡しを巧妙に行う。
問題 14 / 16
匿名・流動型犯罪グループは、固定的なメンバーと明確な指揮命令系統をもつ、伝統的な組織である。
中核的人物の匿名化と実行者の流動化が特徴であり、固定的なメンバーや明確な指揮系統を前提とする伝統的な組織像とは異なる。
問題 15 / 16
匿名・流動型犯罪グループ(トクリュウ)は、SNS等を通じて「闇バイト」として実行役を募集するなど、実行者が流動的に入れ替わる点に特徴がある。
中核の指示役は匿名のまま、実行役を闇バイトで次々に募集・交代させるため、組織の全容解明が難しい。
問題 16 / 16
匿名・流動型犯罪グループは、得た犯罪収益をすぐに費消してしまうため、マネー・ローンダリングをほとんど行わない。
匿名・流動型犯罪グループは、得た犯罪収益を、架空・他人名義の口座を次々に経由させて送金したり、暗号資産に交換したり、コインロッカーで現金を受け渡したりして、その出所を分かりにくくする巧妙なマネー・ローンダリングを行っている。

第1章 金融犯罪
検挙事例・匿名流動型犯罪グループ
検挙事例・匿名流動型犯罪グループ
問正解 / 16問中
結果はスクリーンショットで保存してくださいね 📸
第1章③まとめ:検挙事例と匿名・流動型犯罪グループ
- 検挙事例の前提犯罪は詐欺が最多(1,050件)、悪用された取引は内国為替取引が最多(1,128件)。決済手段の多様化(前払式・暗号資産・資金移動)で悪用が拡大。
- 主な犯行主体は暴力団・匿名流動型犯罪グループ・来日外国人犯罪グループなど。
- トクリュウの特徴は中核的人物の匿名化と犯罪実行者の流動化(闇バイトで実行役を募集)、多様な資金獲得活動。主な資金源は詐欺。
- 架空・他人名義口座やコインロッカーで巧妙にマネー・ローンダリングを行う。手口の巧妙化で口座凍結の要請も急増。
「前提犯罪は詐欺が最多」「最も多く悪用された取引は内国為替(外国為替ではない)」「トクリュウは中核が匿名・実行役が流動(逆に注意)」が頻出ひっかけ! 試験、頑張ってください‼
試験対策には公式問題集が最適です。試験の傾向をつかむのに役立ちます。

🛒 2026年度版 AML/CFTスタンダードコース試験問題集(楽天)
📦 Amazonで購入する方はこちら
2026年度版 AML/CFTスタンダード問題集(Amazon)
AML/CFT資格攻略道場
