※本サイトの一問一答はすべてオリジナルです。試験範囲をもとに独自に作成しています。
配点をおさらい。
- 1.金融犯罪・・・12点
- 2.FATF・・・10点
- 3.国内法規制・・・10点
- 4.リスクベース・アプローチ・・・20点
- 5.管理態勢・・・12点
- 6.顧客管理・・・18点
- 7.疑わしい取引・・・18点
第2・第3の防衛線は「管理部門と内部監査」の役割がテーマ。第1線を「支援しながら牽制する」という二刀流の視点がポイントです。
- 第2線(管理部門)にはコンプライアンス・システム・人事部門も含まれる
- 第2線の役割は第1線への「牽制」と「支援」の両方
- 第2線の職員配置:資格だけでは不十分、実務経験も必要
- 第3線(内部監査)はリスクが低い業務も一律に監査対象から除外しない
- 内部監査結果は監査役・経営陣へ報告+フォローアップ・改善助言までが責務
- ⚠️ ひっかけ:「法令等で定める人数に配慮して配置」「リスク低は一律除外」→ 不適切!
第2線|対応が求められる事項(4つ)
- ① 第1線の方針・手続・計画等の遵守状況確認や低減措置の有効性検証を通じ、リスク管理態勢が有効に機能しているか独立した立場から監視すること
- ② 第1線に対し、情報提供・質疑への応答・具体的対応方針の協議など十分な支援を行うこと
- ③ 主管部門にとどまらず全管理部門の責務を明確化し、主管部門と他部門が協働する態勢を整備し、密接な情報共有・連携を図ること
- ④ 管理部門に適切な知識・専門性を有する職員を配置すること(資格だけでなく実務経験も考慮。継続的な教育・研修も必要)
第3線|対応が求められる事項(5つ)
- ① 以下を含む監査計画を策定し適切に実施すること:方針・手続・計画の適切性/職員の専門性・適合性/研修の実効性/異常取引の検知状況/ITシステム運用状況/リスク低減措置・疑わしい取引の届出状況
- ② 直面するリスクに照らして監査の対象・頻度・手法等を適切に設定すること
- ③ リスクが低い業務等も一律に監査対象から除外せず、頻度や深度を調整して対応すること
- ④ 監査結果を監査役および経営陣に報告し、フォローアップ・改善に向けた助言を行うこと
- ⑤ 内部監査部門に適切な知識・専門性を有する職員を配置すること(資格+実務経験+継続的教育・研修)
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問題 1 / 8
第2の防衛線(管理部門)は、第1線の業務に潜在するマネロン・テロ資金供与リスクへの理解に加え、第1線の業務に係る知見も併せ持つことが求められている。
第2線は第1線に対して牽制と支援の役割を担う。そのために、第1線の業務知見とリスクへの理解の両方が必要とされている。
問題 2 / 8
マネロン・テロ資金供与対策における管理部門には、コンプライアンス部門・リスク管理部門のほか、取引モニタリングシステムを所管するシステム部門や、専門人材の確保を担う人事部門も含まれる。
第2線はコンプライアンス・リスク管理部門だけでなく、システム部門・人事部門も含まれる。「主管部門だけ」という考え方は誤り。
問題 3 / 8
第2の防衛線における第1線への支援は、情報提供や質疑への応答に限られており、個別案件への助言や外部専門家との対話を通じた後方支援は求められていない。
第2線の支援は情報提供・質疑への応答にとどまらず、個別案件への専門的な助言や、外部専門家・当局との対話を通じた後方支援も含まれる。
問題 4 / 8
第2の防衛線において管理部門に配置する職員は、マネロン・テロ資金供与対策に関する資格等を保有していれば、実務経験等は特に考慮する必要はない。
資格等の保有だけでは十分ではなく、実務経験等も考慮して専門性を判断することが求められている。継続的な教育・研修も重要。
問題 5 / 8
第3の防衛線(内部監査部門)は、第1線・第2線と独立した立場から、全社的なマネロン・テロ資金供与対策に係る方針・手続・計画等の有効性を定期的に検証し、必要に応じて見直しや対策の高度化を提言・指摘することが求められている。
内部監査部門は第1・第2線から独立した立場で全社的な方針の有効性を検証し、高度化の必要性についても提言・指摘する役割を担う。
問題 6 / 8
第3の防衛線が行う内部監査では、リスクが高いと判断した業務に特化し、リスクが低いと判断した業務については一律に監査対象から除外することが、リスクベース・アプローチとして求められている。
リスクが低い業務であっても一律に除外することは認められない。頻度や深度を適切に調整して監査を行うことが求められている。
問題 7 / 8
内部監査部門の責務には、監査を実施して結果を監査役および経営陣へ報告することに加え、監査結果のフォローアップや改善に向けた助言を行うことも含まれる。
報告だけでなく、フォローアップや改善に向けた助言も内部監査部門の責務に含まれる。「報告して終わり」ではない点に注意。
問題 8 / 8
内部監査部門に配置する職員の専門性は、資格等の保有に加えて実務経験等も考慮して判断することが求められており、継続的な教育・研修を行うことも重要とされている。
第2線・第3線ともに、職員の専門性は「資格+実務経験」で判断し、継続的な教育・研修が重要。第2線と第3線で共通のルールとして押さえておこう。

第5章 管理態勢
第2の防衛線・第3の防衛線
第2の防衛線・第3の防衛線
問正解 / 8問中
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第2の防衛線・第3の防衛線 まとめ
- 第2線 = 管理部門(コンプライアンス・システム・人事部門も含む)
- 第2線の役割 = 第1線への「牽制(独立)」と「支援」の両方
- 職員配置:資格+実務経験で専門性を判断。継続的な教育・研修も必要
- 第3線 = 内部監査部門(第1・第2線から独立)
- 監査対象:リスクが低い業務も一律除外禁止、頻度・深度を調整
- 内部監査の責務 = 報告+フォローアップ・改善助言まで
「第2線は牽制と支援の両方」「第3線はリスク低でも除外しない」この2点がひっかけの定番です。 繰り返しチャレンジして確実に得点しましょう。 試験、頑張ってください‼
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